ファミコン誕生
任天堂がどのようにして、ファミコンを開発したのか、ファミコン誕生までの軌跡をたどります。
テレビゲームの歴史は、1960年代までさかのぼる。
アメリカでコンピューターグラフィックスをやっていた、スティーブ・ラッセルという人が、「space war」というプログラムを、ミニコン用に開発したのが、始まりと言われている。テレビゲームが、ビジネスとなったのは、その10年後である。ゲームセンターの発端である。
アメリカのAtari社の創業者の一人である、ノーラン・ブシュネルが、ゲーム専用コンピュータの開発を始めた。こうして、業務用テレビゲームのビジネスが確立されていった。そして、1972年、アメリカのMagnovox社から、世界初の家庭用ゲーム機「odyssey」が発売された。そして、任天堂が1977年に「カラーテレビゲーム」を発売する。
これは、最初から本体に何種類かゲームが入っており、ファミコンのような、ソフトを入れ替えてできるタイプではない。現在と比べると、かなり素朴なものだが、これでも当時はハイテクだったのだろう。
その後、任天堂が、1980年代に、「ゲーム&ウォッチ」という携帯ゲーム機を発売した。そしてこの次にファミコンが生まれるわけだが、ここでの大きく変化した部分は、十字キーの誕生である。十字のコントローラー、ABボタン、START、SELECTボタンで、二人で対戦できるというのは、当時は画期的であった。
また、2コンにマイクがついているのも面白かった。
現在発売されているゲーム機では、マイクがついているコントローラーはない。
(最も使い道がないが)
ファミコンBlog
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